大腸の挿入方法

痛くない大腸の挿入方法

痛くない大腸の挿入方法は、よく軸保持短縮方法といわれるがどうゆうこと?

 

 

簡単に言うと、いかに腸管を伸ばさず奥まで入れるかです。

 

お腹の中の世界で、狭い範囲なのに、身長くらいの長さで、道は一本なのにどうして難しいの?

 

 

 

イメージ的にはくしゃくしゃのストローの包みの中を、柔らかい棒を通すイメージです。
空気を入れてストローを広げたり、硬い棒の方が力が伝わりやすく通しやすいですが、その分、腸には負担がかかり痛みや違和感として感じます。

 

なぜなら、腸は伸ばされたり、膨らみすぎたり、収縮がつよくなると痛みを感じるからです。

 

●空気を入れると→腸が膨らみ先が見えやすい→入れやすいように感じるが膨らみすぎると痛みも出るし、距離も伸びて逆に奥まで到達しにくい。
●硬い内視鏡の方が力は伝わりやすい。また腸を伸ばさず畳んで短くして奥まで入れるには、内視鏡にある程度硬さが必要だが、硬いと腸にかかる圧も強くなり痛みの原因となる。

 

如何に空気を入れず、腸を膨らめすぎたり、伸ばさないようにくしゃくしゃの腸を進んでいくかは、やはり腕の見せどころである。

 

 

医師は頭でっかちで、器用な医師は少ない。
器用で頭のいい医師に出会うと内視鏡も苦痛なく出来る。。


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