どうしよう下剤が飲めない
大腸カメラをするにあたり、下剤により腸を空にするのは前提です。
下剤が飲めない原因は?
1、味がまずい、気持ち悪くなる
下剤の種類は何種類かあり、味も微妙に違います。自分にあった下剤を!
A:ニフレック、ムーベン、スクリット、
B:モビプレップ
2.お腹が痛くなる
下剤により腹痛が生じる人は基本飲まないことが一番です。
腹痛にも軽いものから、強いものがあります。
痛みが軽くて排便もあり、すぐに痛みが治まる程度でしたら、飲んでも問題ないと思われますが、
強い痛みや、痛みが持続する場合はそれ以上飲むことは危険で、次回も同じ下剤を飲むことは避けましょう。
入院し、絶食の上(点滴をして)、数日かけて軽い下剤を使い腸を空にする方法が一番安全です。
3.下剤の量が多い
便の状態がきれいになれば、それ以上に下剤を飲む必要はありません。
便が残っていたり、まだ透明ではない場合は規定量まで頑張りましょう。
お腹が満腹に感じてしまっては飲めません。時間をかけず、短時間に飲むようにしましょう。
4.飲んでも出ない
大きく二つ原因に分かれます。
A:普段から便秘である方や下剤を常用しており、効きが悪い。
→検査前の下剤だけでは出ないことが多いため、数日前より強めの下剤を使用しある程度排泄しておくことが必要です。
B:腸管のどこかに通過を妨げる原因があり、腸閉塞の状態にある。
→無理に下剤や水分を追加せず、腸閉塞かどうかの診察が必要です。